頭痛外来で診察をする症状として慢性頭痛があります。慢性頭痛の原因となる頭痛が片頭痛となります。片頭痛は頭部の血管が拡張し炎症を起こして痛みが発生しますが、その原因はいくつかの説が考えられます。原因の一つとして血管説があります。

血管説は頭部の血管が拡張することによって生じると考えられている頭痛です。もうひとつが三叉神経血管説です。脳神経の中でも大きい三叉神経が何らかの原因で刺激される事により痛みが生じるという頭痛です。原因がどちらでの場合でも頭痛は慢性的に生じるので頭痛外来で診察をし痛みのコントロールをする事が必要となります。

症状としては頭の片側や両面が波打つように痛みます。痛みが起きる頻度は人によって異なりますが月に1~2度や週に1~2度の頻度で起こります。一度痛みが発症すると寝込んでしまったり仕事が手につかなくなる事もあるので日常生活に支障をきたしてしまします。症状が重い場合は吐き気や嘔吐を伴う事もあり、さらには光や音に対して過敏になってしまう事もあります。

痛みが治まれば通常と変わらない生活が可能ですが、一度発症すると辛い病気となります。片頭痛は痛みが発症する前に予兆や前兆がみられます。前兆は伴う場合と伴わない場合がありますが、前兆が生じた場合閃輝暗点という症状があらわれます。このほかにも手足がしびれたりしゃべりにくくなるといった症状もあらわれる事があります。

予兆としては気分が悪かったり眠気を感じたり人によって異なり漠然と頭痛が来るかもと感じる事もあります。このような症状が現れた場合は慢性頭痛の一種である片頭痛の可能性があるので頭痛外来に受診してみましょう。